ロックしりとり(第19回) Dである。DAVID BOWIEのことをも一度書きたいなと思ったのだけど、やっぱり他の人をということで・・。DEPECHE MODEといえば?80年代から90年代にかけてのプログレ継承者というイメージを持っている。アメリカでもずいぶん人気があったが、ピンクフロイドを聞いていた人たちがこの人たちを聞くようになったという話を聞いたことがある。うちの上の子が生まれそうでうちんとを産婦人科に連れて行っているときにこの人たちのEXCITERを聞きながらいったのを覚えている。シンセとヴォーカルといった「エレポップ」にくくられる人たちなのだが、愁いを帯びたわかりやすいメロディと意外に煽動的なデイヴィッドガーンのヴォーカルスタイルがこの人たちをワールドワイドな成功につながったと思う。全部の曲を書いているマーティンゴアの優れた才能や今は抜けてしまったがアランワイルダーのアレンジ、デイヴィッドガーンの張りのある声など魅力はいっぱいである。自分が好きな曲といえば、下に取り上げているWALKING IN MY SHOESやENJOY THE SILENCEなどいい曲がいっぱいである。今度はEがつく人です。
(2004年5月22日) WALKING IN MY SHOES/
DEPECHE MODE/
FROM SONGS OF FAITH AND DEVOTION(MARTIN GORE)U2を手がけたことで知られるアントン コービンによる徹底的なビジュアル戦略で、ヨーロッパ的耽美主義的なイメージを植え付けたデペッシュ モード。80年代から90年にかけてのイギリスを代表するバンドである。エレクトリック ポップの代表的なバンドなのだが、ジャーマンシーンの影響を受け、メタリックな音を取り入れ、陰りのある親しみのある音づくりで圧倒的な人気をえてきた。バンドは、3人の鍵盤奏者がバックに並び、その前をデイヴィッドガーンが客を煽動しながら歌うというスタイルである。時たま、マーティンゴアがギターを持ったり、アランワイルダーが生ドラムを叩くこともあるが、中心の音はシンセである。でも、とても暖かい音であったり、生々しい音であったりする。
「忠誠と奉仕の歌集」の名の通り、このアルバムは非常にスピリチュアルな内容を持っている静かな内容なのだが、とにかく売れた。この曲は、印象的なプロモーションヴィデオだけでなく、エコーの聞いたエレピのイントロ、悲しげなギターの音、分厚いシンセが奏でる憂い、堂々たるデイヴィッドガーンの歌唱で彼ららしい世界を作り上げている。思い出すのは、ヨーロッパの霧である。行ったことはないけど、イメージはふくらむ。2000年12月13日101/DEPECHE MODE(1988)
1 PIMPF
2 BEHIND THE WHEEL
3 STRANGE LOVE
4 SACRED
5 SOMETHING TO DO
6 BLASPHEMOUS RUMOURS
7 STRIPPED
8 SOMEBODY
9 THINGS TOU SAID
10 BLACK CELEBRATION
11 SHAKE THE DISEASE
12 NOTHING
13 PLEASURE LITTLE TREASURE
14 PEOPLE ARE PEOPLE
15 A QUESTION OF TIME
16 NEVER LET ME DOWN AGAIN
17 A QUESTION OF LUST
18 MASTER AND SERVANT
19 JUST CAN'T GET ENOUGH
20 EVERYTHING COUNTS80年代を代表するエレクトリックポップのグループ。メンバーは、ヴォーカルのデイヴィッドガーンと3人の鍵盤奏者からなる。この編成からわかるようにジャーマンの影響を強く受けているが、わかりやすいポップである。とにかく人気があるが、反面、メンバーの性格がとても内向的で、とても繊細な歌詞とデザイナーのアントン コービンによる徹底的なイメージで「耽美的」なムードを作り上げている。90年代になってのPERSONAL JESUS,I FEEL YOU,WALKING IN MY SHOESなども名曲である。
101は、80年代最後に出されたこの人たちのベスト的な内容を持つライブで、エレクトリックポップのライブの最高峰に類される名盤である。90年代になって出た3作品もどれもすばらしいできである。
NEVER LET ME DOWN AGAIN
この人たちを代表する名曲。プロモビデオもモノクロの画像で曲の雰囲気をよく表している。印象的なイントロ。I'M TAKING A RIDE WITH MY BEST FRIENDからはじまる歌詞。ジャーマンの影響と、ストリングをうまく使っている。
PEOPLE ARE PEOPLE
ハンマーや機械音と、「テクノっぽい」音、こういう音づくりをして商業的にもっとも成功下の箱のバンドだが、実験的な音とわかりやすいメロディを自分たちの雰囲気のまま表現することがマスにアピールできたのではないか。EVERYTHING COUNTS
この人たちのライブの定番ラスト曲。ピコピコエレキ音で、観客の大合唱。昔は、(今でもいるけど)シンセの音楽は、つめたいなんて言う奴らがいたけど、どんな楽器を使っても、人には伝わるものである。
(2000年8月20日)